女性グループ・ＭＡＸが２４日、都内で行われた「沖縄めんそーれフェスタ　２０１８」（５月２５日～６月３日、東京・池袋サンシャインシティ）前夜祭イベントに出席。９月１６日をもって引退する歌手の安室奈美恵（４０）が、出身地の沖縄県の県民栄誉賞を受賞したことを祝福した。

　安室の受賞に４人は拍手を送った。ＮＡＮＡ（４２）は「私たちもうれしくて、素晴らしい賞。誇らしいです」と喜んだ。直接お祝いの言葉は伝えられていないといい、ＲＥＩＮＡ（４０）は「これから機会があれば言いたい」と笑顔で語った。

　沖縄アクターズスクール時代からの盟友は９月に引退する。ラストステージに向けて、ＭＩＮＡ（４０）は「寂しい気もしますが、彼女らしく胸を張ってステージを終えるんじゃないかな」と思いを寄せ、ＬＩＮＡ（４１）も「奈美恵も落ち着ついた後にお祝いできたら」と会合も検討した。

　一方、県民栄誉賞を見送った具志堅用高氏（６２）は「安室さんは当たり前。みんなに勇気を与えましたから。本当に良かったと思います」と祝福。本来ならば、元ＷＢＣ世界フライ級王者で弟子の比嘉大吾（２２）と共に４月１７日の表彰式に出席予定だった。しかし、１６試合連続ＫＯ勝利の日本新記録が掛かっていた４月１５日の試合で比嘉が体重超過により王座を剥奪され、試合にも敗れた。試合翌日に辞退の意向を示していた。

　イベントでは、ＭＡＸが初という琉装でのライブステージを披露した。「ＧＥＴ　ＭＹ　ＬＯＶＥ！」「Ｓｅｖｅｎｔｉｅｓ」「ＴＯＲＡ　ＴＯＲＡ　ＴＯＲＡ」とユーロメドレーを行い、具志堅氏も最後にダンスに参加して盛りあがった。

　琉装を絶賛した具志堅氏から「新曲を作ったらいい」と勧められたＮＡＮＡは「意外に踊れるし、新曲有りかも知れない」と手応えをつかんだ。ＬＩＮＡも「具志堅さんに入ってもらいたい」と新曲でのコラボに期待していた。