西城秀樹さん妻、突然の別れに「実感わかない…」 友人・小川知子が涙で明かす

結婚披露宴を行った西城秀樹さんと美紀夫人=2001年7月7日
競輪日本選手権の開会式で熱唱する西城秀樹さん=2012年2月、熊本競輪場
小川知子=2004年撮影
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 歌手の西城秀樹さんが16日に急性心不全のため亡くなっていたことが17日、分かった。63歳。広島県出身。関係者によると、4月25日に家族と一緒にいた時に意識を失い倒れて、横浜市内の病院に搬送。そのまま意識が戻ることなく、力尽きたという。2度の脳梗塞に見舞われたが、不自由な体でも最後までありのままの姿を見せ、歌うことを貫き、歌への情熱を燃やし続けた人生だった。

 最後のステージとなった4月14日の「同窓会コンサート」で共演し、プライベートでも家族ぐるみで親交があった女優・小川知子(69)は17日、読売テレビ・日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に電話で生出演。美紀夫人と番組出演直前に電話で話したことを明かし、「(奥さんは)まだちょっと実感がわかない、っておっしゃってた」と涙で伝えた。

 西城さんは01年5月に18歳年下の美紀さんと結婚。1女2男にめぐまれた。小川は3人の子供たちと美紀夫人と一緒にご飯を食べたり、小川の自宅に招いてバーベキューをしたり、料理を作っては西城さんの家に届けるなど、親しく交流していたという。4月25日に倒れて入院する前にも、日課であるリハビリ(ウォーキング)を一緒にしたばかりだったという。

 2度の脳梗塞で体に麻痺が残っても、「ありのままを見せるんだ、ありのままの自分を見せたい」と、ステージに立ち続け、積極的に外食や買い物に出掛けた。小川は「子供たちに元気な姿を見せたい、というのがあったと思う」「それで(自分が不自由な体でもステージに立ったりすることで)元気になってくださる方があればいい、と…」と西城さんの勇気を称え、涙が止まらなかった。

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