早霧せいな 男性との初共演は驚きと恥じらい…元宝塚トップ「自然と女になる」

 2017年に宝塚歌劇団を退団した女優の早霧せいな(37)が7日、都内で、退団後初の主演ミュージカル「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」(19~27日、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、6月1~10日、東京・TBS赤坂ACTシアター)の公開稽古を行い、男性と初めて共演する思いを語った。

 宝塚では男役トップスターとして活躍していただけに、現場で目からウロコが落ちる思いをすることもあるという。劇中で男性ダンサーに高々とリフトアップされる場面があり、「やっぱり高さが違うんですよね。スカイツリーもびっくり。新感覚でした」と目線の違いを表現した。

 昨年11月には退団後初のショーも開催したが、男性と一緒に演技をするのは今回が初めて。「手を取られるとドギマギします。やっぱり女性とは違うんですよね。男性は力強いので、自然と(自分は)女になります」と恥じらいながら“女優”としての感覚が育ちつつあることを明かした。

 ただ、まだまだ男役の部分も残っているようで、「スカートやショルダーバッグが板に付かないんです」と苦笑い。稽古場でも舞台上でも男性と一緒にいる方がリラックスできるという。夫役の相葉裕樹(30)は「見せ方をよく教わっています」と早霧から“男らしさ”を学んでいることを明かし、笑いを誘った。

 舞台は、その年の最も輝いた女性に贈られる「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した人気キャスターのテス・ハーディング(早霧)が夫の風刺漫画家サム・クレッグ(相葉)との離婚危機を迎え、仕事と家庭の間で悩む姿を描いたコメディー作品。現役バレエダンサーの宮尾俊太郎(34)も俳優として出演している。

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