【記者の目】TOKIO山口達也 契約解除 罪は消えないが…

 女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予になったTOKIO・山口達也(46)がジャニーズ事務所を退所することが6日、分かった。所属事務所がFAXで6日付での契約解除を発表した。4月30日に退職願をメンバーに提出した山口はこの日、事務所に退所の意思を表示。態度を保留していたリーダーの城島茂(47)とジャニー喜多川社長(86)が協議して受理した。TOKIOは今後4人体制で活動を続けていく。

  ◇  ◇

 25周年をこんな形で迎えるとは-。4人、そして事務所が下した決断は、厳しいものだった。会見で「見捨てられない」などと情を口にしていた4人。苦渋の選択だったろう。

 山口がデイリースポーツでコラムを連載している頃(13~15年秋)の口癖は、「夢は同世代に元気を与えること。山口を見て、すぐ行動はできなくても、誰かの心がちょっと動くだけでもうれしい」。そのために若さを追究し、運動していた。酒の影響を感じたことはない。だが、謝罪会見の彼は別人のようだった。

 「犯した罪は消えない」とよく言われる。だが、山口が30年の芸能生活で残したのはそれだけではない。

 農業や日本の伝統技術の伝承、福島県を中心とした被災地支援、スポーツと音楽の楽しさ…多くの人にチャレンジすることの素晴らしさを伝え、笑顔にした。その事実も消えはしない。

 かつて、ジャニー喜多川社長から聞いた。「国(分)があり、そこに山(口)と城(島)がある。松(岡)の木が繁り、美しい(長)瀬が流れている」。それがこの5人を選んだ理由だった。そこから山が消えた。

 4人で再出発するTOKIOを応援したい。そして、山口が健康を回復し、もう一度立ち上がってくれることを祈っている。

(芸能デスク・元ジャニーズ担当=原田智恵)

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