桂ざこば「委員会」レギュラー復帰、爆笑節も復活…昨年に塞栓性脳梗塞

読売テレビ「そこまで言って委員会NP」にレギュラー復帰した桂ざこば
読売テレビ「そこまで言って委員会NP」にレギュラー復帰した桂ざこば
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 落語家・桂ざこば(70)が27日、昨年に塞栓性脳梗塞などを患って以降、休演していた読売テレビのレギュラー番組「そこまで言って委員会NP」(日曜、後1・30)の収録に参加。番組へのレギュラー出演を再開した。

 この日、大阪市の同局で行われた5月6日放送分の収録で復帰。司会の辛坊治郎氏と、渡辺真理氏に「ざこば師匠の登場です!」と呼び込まれると、笑顔で登場。辛坊氏から体調を聞かれると、ざこばはリハビリで回復しているが、言葉がスムーズに出ない時があると現状を説明。しかし、パネリストの長谷川幸洋氏が自分も「最近、会話で『あれ』『これ』ばかりで、言葉が出ない…」とこぼすと、ざこばは「俺よりひどい!」と間髪入れずに突っ込んだ。

 続けて辛坊氏が「新会長は(落語が)お上手なんですか?」と、次期上方落語協会会長に就任予定の笑福亭仁智について問うと、ざこばは「僕より巧い人はいない!」と即答して笑わせた。

 ざこばは昨年5月に塞栓性脳梗塞などを患い緊急入院。同7月に舞台復帰し、テレビ番組に単発出演もしていたが、レギュラー番組復帰に関しては体調をみながらとしていた。

 同局によると、ざこばは今後、レギュラー出演を再開する。

 収録を終えたざこばは「辛坊さんが上手に振ってくれて、めちゃくちゃ楽でした。自分の心の中では『まだ完璧でない』と感じるんやけど、みんなが『倒れる前と変わらないです』と言ってくれて。そうなんかなあ?ホッとしました」と語った。

 辛坊氏は「どうも、病気で倒れる前よりも確実にパワーがアップしてますね。1年の療養が良かったんではないでしょうか(笑)。番組スタートの頃のざこばさんが帰ってきたような気がします」と復帰を喜んだ。

 また、同日に先だって行われた4月29日放送分の番組収録には、ざこばの弟弟子の桂米團治が初出演。辛坊氏から、米朝事務所の社長に就任したことを聞かれ「ざこばさんが部下なんですね!」と振ると「南光、ざこばを追い抜いて社長になりました」と笑顔。現在空席となっている、父桂米朝の名跡について聞かれると「米朝の名前を売ろうかと…」とニヤリとしていた。

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