窪塚俊介が5・5開幕舞台を降板 椎骨動脈解離のため

 俳優の窪塚俊介(36)が、椎(つい)骨動脈解離のため5月5日に開幕する舞台「たいこどんどん」(5月20日千秋楽、東京・紀伊國屋サザンシアター)を降板することが26日、分かった。

 窪塚は22日、舞台の稽古中に激しい頭痛を訴えた。「脳がどうにかなってしまった」と感じたほどの痛みで、嘔吐(おうと)もあった。自宅から救急車で病院に搬送されたが、CTスキャンなどの検査では異常が見つからず、帰宅。だが、翌23日も稽古先で嘔吐したため、脳外科で精密検査を受けたところ、「椎骨動脈解離」と診断された。首の後ろの血管の内側が傷ついており、傷が破裂すれば「くも膜下出血」、傷が固まれば「梗塞」の可能性があったという。

 窪塚は現在、入院中で、舞台降板を「悔しくてしょうがない」と話しているという。

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