上方落語協会・文枝の後任選出 次期会長に笑福亭仁智

 上方落語協会の会長候補選挙が26日、大阪市内で行われ、同協会副会長の落語家・笑福亭仁智(65)が次期会長候補に選出された。5月末の理事会・総会を経て、正式に会長に就任する見通し。

 この日は臨時総会が開かれ、選挙は260人の協会員の互選により実施された。同協会は詳細を「非公開」としているが、出席者によると選挙は穏やかな雰囲気で行われたといい、仁智が最多得票を獲得。次点は月亭八方(70)だったという。

 総会後、取材に応じた仁智は「(文枝体制で)長いことやってきて盤石になっていると思うので大きく方向性が変わることはない」と文枝路線を継承する考えを示した。

 仁智は笑福亭仁鶴(81)の筆頭弟子で、演芸関係者も「目上の人には気配りができて、面倒見も良い。人望も厚く、古典にも新作にも取り組み勉強熱心」と話した。

 昨年末から週刊誌で不倫疑惑などを報じられ、今期限りで会長を退任する意向を表明した桂文枝(74)は仕事のため欠席した。

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