桂きん枝 可朝さんのギャンブル裏話披露

 お別れの会に出席した桂きん枝=大阪市内
 お別れの会に出席した立川談春=大阪市内
 お別れの会に出席した桂文珍=大阪市内
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 3月28日に急性肺線維症のため80歳で亡くなった落語家・月亭可朝さんの「お別れの会」が24日、大阪・福島の八聖亭で開かれた。

 故桂米朝さんの長男、桂米團治は「可朝兄さんには生まれた時からお世話になりました」と感謝。幼少時には可朝さんとドライブに行き、ひざの上で運転させられ、米團治が走行中にギアをバックに入れ、可朝さんが大慌てしたことを振り返った。米朝さんの宴席に可朝さんが窓から「警察や」と突入してきたこともあったという。

 桂きん枝(67)は「可朝さんは『博打(ばくち)は2倍、3倍ではおもろない』と言って、競馬も無印から無印で買ってはりました」と回顧。マージャンをしたことがなかった可朝さんにルールを簡単に教えたところ「やろやろ、やってるうちに覚える」と乗り気にさせてしまったことを告白した。

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