中村獅童、悔恨 母とのけんか「亡くなる3日前も…」

 歌舞伎俳優・中村獅童(45)が23日、都内で行われた「『母の日参り』パートナーシップ2018年度共同プレス発表会」に参加した。ゴールデンウイークから母の日にかけて、亡き母の墓前を訪ねる「母の日参り」の普及を目指すもの。母・小川陽子さんを13年12月に亡くしている獅童は「母の日参り」手紙コンクールの選考委員長を務め、この日、金賞の作品を朗読した。

 生前の陽子さんとは、けんかばかりだったという獅童。「亡くなる3日前もけんかになった。原因は覚えてない。ささいなこと」と今も悔やむ。父親の廃業で歌舞伎界に後ろ盾がない状況で、母に支えてもらっただけに「ありがとうという言葉が言えなかった。応募作品にも後悔の手紙がいっぱいあった」とコンクール参加者と自身を重ね合わせていた。

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