貴闘力 ラクナ梗塞で「余命8年」の診断 「生きていてもしょうがない」

 元大相撲力士の貴闘力(50)が23日、TBS系で放送された「名医のTHE太鼓判!」に出演。糖分の取り過ぎ生活で、脳梗塞の症状のひとつ、「ラクナ梗塞」が見つかり、「余命8年」と診断された。

 貴闘力は引退後に胃袋の縮小手術を受け、40キロのダイエットに成功。番組でも「俺、胃袋4分の3、切ってる」と、それでも現役時代に比べ、格段に食べる量は減ったことを強調したが、医師からは、脳の細い動脈が高血圧で痛めつけられ、次第に詰まって、脳の深い部分に小さな梗塞ができる「ラクナ梗塞」との診断を受けた。一般的には運動まひや感覚障害などが主な症状となる。

 症状が出ないこともあり、“隠れ脳梗塞”ともいわれ、治療が遅れることもある病型。医師からは「余命8年」の診断が下されたが、貴闘力は「生きていてもしょうがない」と投げやり発言。心臓の冠動脈にに4カ所、石灰化がみられたことも指摘されたが、「2回ぐらい、ううっって(心臓が苦しく)なったことがある」とけろりと明かしていた。

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