ブラバン甲子園コンサート 強豪6校が“応援”合戦

智辯和歌山の熱いパフォーマンス=大阪・フェスティバルホール
大阪桐蔭のパフォーマンス=大阪・フェスティバルホール
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 関西の高校野球&ブラスバンドの強豪校6校の吹奏楽部が一堂に会したコンサート「ブラバン!甲子園ライブ」が22日、大阪・フェスティバルホールで開催された。野球応援CD「ブラバン!甲子園」の発売10周年を記念して昨年、東京NHKホールで開かれたコンサートに続く第2弾。同ホールは夏の甲子園の組み合わせ抽選会の会場で、高校野球ファンにとっては“聖地”のひとつでもあるだけに場内は熱気に包まれた。

 甲子園の応援では誰もが知っている「ワッショイ」「ファンファーレ」を演奏する天理高校、春夏最多出場を誇る龍谷大平安、沖縄代表の応援も毎年担当する市立尼崎高校、今春のセンバツを制覇した大阪桐蔭。そして高校野球の応援曲で最も演奏頻度の高い「アフリカン・シンフォニー」を知らしめ、演奏すると必ず得点に結びつく魔曲「ジョックロック」を持つ智辯和歌山は兄弟校の智辯学園と同じ舞台で共演した。

 全6校の吹奏楽部、応援団にチアリーダーら延べ750人が舞台に登場した。圧巻はラストの合同演奏。各校から選抜された総勢300人が「アフリカン・シンフォニー」と「エル・クンバンチェロ」の2曲を演奏した。コンサートは2時間15分に及び、2500人の観客はアルプス席の雰囲気をたっぷりと楽しんだ。

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