上方落語協会会長はだれに…現会長の文枝は固辞、副会長春団治「どうなるか…」

「春団治まつり」に参加した桂春団治=大阪府内
「春団治まつり」に参加した桂春団治=大阪府内
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 上方落語協会副会長の落語家・桂春団治(69)が22日、大阪府池田市で行われた「第19回 いけだ春団治まつり」に参加した。取材に応じた春団治は、26日に行われる同協会の会長候補選について、今期限りでの退任を表明している桂文枝会長(74)の続投を支持する考えを示しつつ、「どうなるか分からない。教えてほしいですよ」と語った。

 上方落語協会は、文枝の後任を選ぶ会長候補選を26日に実施する。同日に選出された候補が5月の総会・理事会を経て、正式に会長に就任する見通しとなっている。

 会長候補の選出は協会員による互選で行われるため、今期限りでの退任を表明している文枝に票が集まることも制度上考えられる。春団治は会長職について「僕らは、文枝がもう一期やるべきと思っているが、本人が固辞している」と説明。その上で、「誰が選ばれても楽天的に考えようと思っているのですけど」とし、「はなし家全体がそのこと(選挙)で割れることは絶対ないと信じている」と力を込めた。

 一方、春団治も副会長としての実績もあり、有資格者の1人。自身の会長就任に関しては「僕は絶対にありません。サイドにいてる人間です。副会長におりますけどそれが一番あっている。上に出てはいけないのは、自分でよく分かっています」と語った。

 会長候補選を巡っては、同協会副会長を務める桂米団治(59)が所属事務所の社長に就任したことなどから、選出されても辞退する意向を表明している。

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