朝ドラ総集編をめぐりNHK内で「戦い」も…現行の形態は視聴者目線では…

 NHKは5日、3月31日に最終回を迎えた連続テレビ小説「わろてんか」の総集編を、5月4日に前編(午前8・15)、後編(午前9・50)で放送すると発表した。

 前後編ともに88分番組。近年の朝ドラ総集編はおおむねこの長さで、前後編を一挙に放送している。

 この日、制作した大阪放送局の定例局長会見で「わろてんか」の後藤高久・制作統括は「1日で80分×2本は長いので、2日に分けて欲しいと頼んだんですが、難しいと言われまして」と頭をかき「視聴者目線で言えば、これはよくない!」と名調子で語って笑いを誘った。

 一方で、近年の80分2本の総集編は、かなり駆け足の内容とも映ると問われると、後藤氏は「全151話を13~14分の1に圧縮しますので、当然駆け足にはなります。制作側から言えば総集編をやめて、もう1回全部流したいくらいの気持ちですが、1日で放送するには今の長さが見ていただける限界かなと思います」と述べた。

 報道陣から、やはり2日に分けたほうが、ファンが満足できる内容が放送できると援護を受けると「あまりそこを強調されますと、局内で戦いが始まってしまいます」とおどけていた。

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