加山雄三、芸歴58年で初映画PRイベント 乃木坂ファンと交流し「いいね」

 “若大将”こと歌手で俳優の加山雄三(80)が28日、東京・御徒町南口駅前広場で行われた映画「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」(3月30日MX4D/4DXで公開、4月6日全国公開)のスペシャルイベントに、乃木坂46の斉藤優里、川後陽菜と登場した。

 加山が自身の出演していない映画のPRイベントに出演するのは約58年の長い芸能生活で初めてだといい、これまた初共演の乃木坂メンバーには、自身の孫が大ファンだというエピソードを披露した。

 加山の名曲「サライ」が流れる中、小ぶりの象がステージ脇に運び込まれるのと入れ替わりで、スモークの中から加山が飛び出してきた。名前の「ゆう“ぞう”」と象を引っかけた演出で、「ボカァねえ。ゲーマーなんですよ」と、テレビゲームを舞台にした本作のファンであることから今回のイベント出演を決めたと明かした。

 乃木坂の2人には「孫がね。高校生なんだけど、乃木坂46の大ファン。この間、あなたたち握手会やったでしょ。その(客の)中にいたんだよ」と告白。「握手したら、かっこいいって言われたっていうんだよ。183センチぐらい。いい男ってなんて言うの?イケメンか、そう言われたって」と、喜々として語っていた。

 ゲームの世界に吸い込まれてキャラクターが別人になってしまう、という映画の設定にちなみ、もしも入れ替わるとしたら何になりたい?というPRイベントでは定番の質問も受けた。

 加山は「えっ?入れ替わってみたい?アイドルだね。俺、踊りなんかできないじゃん。こんなんなってやってさ。キャーキャー言われてさ。大勢でもって。いいねえ。アイドルになりたいよ」と笑顔で語って会場を沸かせ、乃木坂ファンから「若大将」の声援を浴びると「ありがとう!こういうイベントいいねえ。面白いなあ。こういう会話(やりとり)もできちゃうんだな」と感激した。

 イベント終盤には「ジュマンジ-」に出演している米俳優、プロレスラーの“ロック様”ことドウェイン・ジョンソンからの「ヘーイ、ワカダイショー。イベントの成功を祈っているよ」などというビデオメッセージも届き、「アイム サプライズド(驚いた)」と興奮。「マジジュマンジ!」のかけ声もきっちりと上げて、イベントを締めくくった。

 加山は若大将シリーズや黒澤明監督作品など多くの映画に出演しているが、今回のイベント関係者によると、自身が出演していない作品をPRするイベントに出演するのは初めてだという。

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