お笑いコンビ、博多華丸・大吉の博多大吉（４７）が２０日、都内で行われたアニメ映画「名探偵コナン　ゼロの執行人」（４月１３日公開）の公開アフレコイベントに出席。４月からキャスターに就任するＮＨＫ情報番組「あさイチ」（月～金曜、前８・１５分）の本番を前に司会の予行演習を行った。

　１２年ぶりに同作に声優出演する女優・上戸彩（３２）とイベントに登場。今作に声優として登場する大吉は、「朝を担当することになり、司会の勉強をしたいと希望が通りました」と進行役を立候補したことを明かした。上戸の公開アフレコ前には、マイクの位置を調整するなどカメラマンの要望に応えるきめ細やかな対応を見せ、上戸にインタビューも行う上々の進行だった。

　“ムチャぶり”にも応えた。「現場の雰囲気」次第だったという公開アフレコを上戸からねだられると、魂の叫びでセリフを読み上げた。コナン君からは歌手・福山雅治（４９）が歌う主題歌「零－ＺＥＲＯ－」を歌うように求められ、「ご存じの方もいるかと思いますが、日本で一番歌が下手な称号を頂いている。歌います？福山さんの分まで」と覚悟。何とも言えない声量で歌いきり、上戸も大喜びだった。

　「どこに需要があるんですか？このキャリアになるとあまり舞台で恥はかかないんだ」とコナン君の対応に、苦笑いしながら無事にイベントを終えた。