NHK記者要請で大雪救助の男性死亡、放送総局長が「心よりお悔やみ」

 NHKが14日、都内の同局放送センター内で定例の放送総局長会見を行った。今月1日に北海道苫小牧支局の記者が雪で立ち往生したことがきっかけで、救助に来た男性が死亡したことについて木田幸紀放送総局長が謝罪した。

 当時は悪天候となることが事前から報じられていた。木田総局長は「救助に来られた方が亡くなられたのは、痛恨の思いで心よりお悔やみを申し上げます。また、警察や消防、自衛隊など、ご迷惑をおかけした関係者の皆さまに深くおわびしたいと思います」と陳謝した。立ち往生になった記者は休暇中だったというが、「北海道地方は大荒れの天気が予想されていた中で、不適切であったと言わざるを得ないと思います」と認めた。

 該当の記者は「こうした事態を招いたことを大変後悔しておりまして、心から反省の気持ちを示している」という。木田総局長はあらためて「公共放送を担う記者としては休暇中であっても、節度を持った行動が求められるのは当然です。これを教訓として各部署で意識を共有して、心構えを徹底していきたいと考えています」と、同様の事例を起こさないことを誓った。

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