尾藤イサオ、黄斑変性症で苦労「人とすれ違っても誰か分からない」

 歌手で俳優の尾藤イサオが、28日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。目の病気「黄斑変性症」を患ったことで、「町内会でも歩いてて人とすれ違っても誰か分からない。これが困っちゃう」と苦労話を明かした。

 黄斑変性症にかかったのは「30年から40年前」。番組では隣に座る女優・黒柳徹子を直視すると「まともに見ているとのっぺらぼうになって」とし、視線をずらさなければ対象物を判別できないことを打ち明けた。

 最も気にしているのが、人の目であるとして「うちに帰るときもあえて裏通りを通って帰る。仕事が仕事なんで…。(相手に気づかず)あいさつしないと『なんだ芸能人ぶりやがって』と言われちゃう」と苦笑した。

 3歳で父、10歳で母を亡くした波乱の人生。幼少時代に給食費を払うのも大変だったそうで「(当時は)40円だったか、20円だったか。1週間ぐらい前に(先生から)『月曜日に持って来いよ』と言われる。でも、初めからうちにはお金がないの知っていますから。姉貴が汁粉やさんみたいなのでバイトしていて、『イサオいくらなんだい』って言って30円か40円くらいをもらうということが何回かあった。ちょっとしんどかった」と振り返っていた。

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