追い抜き娘 瞬間最高視聴率40・2%!超速金メダルで列島沸いた

 21日に金メダルを獲得した平昌五輪スピードスケート女子団体追い抜き(パシュート)を生放送した日本テレビの番組平均視聴率が23・3%だったことが22日、分かった。瞬間最高視聴率は、金メダル獲得が決まった午後10時4分の40・2%。3選手の一糸乱れぬスケーティングから生み出された金メダルと、3人の笑顔に、日本のお茶の間はくぎ付けとなった。

 冬季五輪最多記録となる、11個目のメダル獲得の瞬間を多くの視聴者が見守った。

 平昌五輪の視聴率について、テレビ局関係者は「時間帯に関係なく、メダル獲得の期待が高い競技は総じて高い傾向がある」と指摘した。前回ソチ五輪では、女子パシュートは、午後10時29分からの放送で、番組平均4・9%、瞬間最高も7・9%だった。

 女子パシュートは今シーズン絶好調で、金メダルの呼び声が高かったことに加え、高木美帆選手(23)が1500メートルで銀、1000メートルでも銅メダルを獲得しており、同競技で全ての色のメダルがそろえられるかにも注目が集まっていた。

 瞬間最高視聴率は午後10時4分、日本が金メダルを決め、ウイニングランをしている場面の40・2%。関係者は「在宅率が高い時間帯もよかった」と高視聴率の理由を分析した。高木選手らの故郷・北海道の札幌地区では平均視聴率28・6%、瞬間最高では午後10時4分に49・5%に達した。

 また、21日にNHK総合で放送されたフィギュアスケート女子ショートプログラムは午後0時20分から放送され、番組平均16・5%を記録。テレビ関係者によれば、在宅率が低い昼間でも、注目選手の登場時は視聴率が大きく上昇しているという。

 開催前は一部で盛り上がりに欠けるとも指摘されていたが、日本選手団の活躍とともに注目度は大きく高まっている。(数字は関東地区、ビデオリサーチ日報調べ)

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