キスマイ北山 映画初出演初主演で猫になる 初の父親役にも挑戦「不思議な気持ち」

 Kis-My-Ft2の北山宏光(32)が映画初出演初主演で父親役と猫役に初挑戦することが8日、分かった。「トラさん」(2019年公開)は集英社「月刊YOU」に連載された同名の人気漫画の初実写化。北山は、ぐーたらな漫画家が死をきっかけに、猫の「トラさん」となる異色の役に挑む。妻役の女優・多部未華子(29)、娘役で子役の平澤宏々路(10)とは初共演。猫となって家族をやり直していく30日間の愛の物語を紡ぐ。

 ドラマや舞台を中心に演技を続けてきた北山が銀幕デビューで、父そして猫になる。

 キスマイメンバーも知らないという猫役に、「(メンバーも)どんなリアクションをするか、ちょっと想像つかない」と苦笑いしながら、初物尽くしの挑戦に「プレッシャーを感じました。でも、映画はいつかやりたいと思っていた。培ってきたものを、全部出せたら」と気合を入れた。

 真っすぐな芝居を評価されて挑む今作は、2014年から「月刊YOU」で連載された漫画が原作。酒とギャンブルに溺れる売れない漫画家・高畑寿々男(たかはた・すずお=北山)が競輪で大当たりした帰り道に、交通事故で死ぬ。地獄行きを覚悟するも1カ月の執行猶予を与えられ、猫の姿で家族の元に帰り、家族や自分の本当の心を見つめ直していく。

 トラ柄の猫「トラさん」役に向けて役作りも始まった。どのような形で映し出されるかはベールに包まれているが、「猫の動きを研究しています。細やかな仕草などにもこだわって演じてみたい」と意欲。猫の映像確認やペットショップでの観察を続け、犬派から「徐々に猫派になってきていますね」と今月中旬から始まる撮影に準備を進めている。

 父として多部や平澤とも絡む。初の父親役に「少し不思議な気持ち。想像や妄想しながら、理想の家族の雰囲気を映画に詰め込めたら」と楽しみにした。

 父と猫-。異色の役柄でスクリーンから愛の物語を伝えていく。

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