今月いっぱいでの解散を発表しているお笑いコンビ・ｄボタンの三中元克（２７）が２９日、吉本興業東京本社で行われた「よしもと４７シュフラン２０１８」試食選考会に出席。２月１日から、「ｄボタン三中」の芸名で、ピン芸人として活動することを表明した。

　１６年、フジテレビ系列「めちゃ×２イケてるッ！」の出演から人気に火がつき、同３月に「ｄボタン」と改名してから２年弱。解散について問われた三中は「相方と仲が悪かったからです」とジョーク混じりに回答し、さらに「方向性の違いというか、相方はアイドルとかもやっていたんで…」と、臼杵寛（２６）との間の溝を明かした。

　その上で「僕はピン芸人として、これからも活動していきます」と宣言。「今のところ、仕事は０です」としたが、関係者によると、すでにイベント出演の依頼などは舞い込み始めているという。また、３月いっぱいで終了する「めちゃイケ」への出演については「たぶん、テレビで見ることになると思います。今のところ、オファーはないです…」とぼやいた。

　芸名に「ｄボタン」を残した理由としては、「岡村（隆史）さんや出川（哲朗）さんにつけていただいた名前なので、外すのは申し訳なくて」と説明。得意芸は「ウルトラマンの叫び声。ウルトラマンが大好きなので、全種類のウルトラマンの声が出来ます」と豪語し、実演して見せたが、会見に同席したペナルティ・ヒデ（４６）に「絶対ウソやろ！」と突っ込まれていた。