読売テレビの伝川幹社長が１７日、大阪市内で年始の社長会見を開いた。

　伝川社長は、ダウンタウン・浜田雅功（５４）が１日放送のＭＢＳ「ごぶごぶ正月ＳＰ」の収録で、番組カメラを引き連れて他局である読売テレビ社屋に入り、「情報ライブ　ミヤネ屋」の宮根誠司アナウンサー（５４）の楽屋に乱入したことに「最近、コラボが流行ってますね。うちもテレビ局ではありませんが、ＦＭ　ＯＨ！さんにお邪魔したこともありますので」と笑い、容認の構えを示した。

　「ごぶごぶＳＰ」では浜田が、ＭＢＳの番組クルーを連れて、読売テレビの正面玄関から宮根アナの楽屋へ。「ミヤネ屋」収録中の宮根アナの楽屋を漁り、帰ってきた宮根アナは仰天。その後、浜田は宮根アナが昨秋に「ミヤネ屋」降板＆フジテレビ新番組への移籍が報じられたことを追及し、宮根アナに「ミヤネ屋」スタッフの前で謝罪文を読ませて、「生涯・大阪」を誓わせる、超おせっかいな企画を展開。

　その後も宮根アナを連れ回し、北新地のママや、若手芸人に謝罪させ、最後は道頓堀の大型ビジョンを借りて通行人にも謝罪させた。

　伝川社長は、なぜか「ミヤネ屋」の問題を他局番組で謝罪する企画に「道頓堀でもやってましたね。驚きました」と感想。他局番組が自局内で撮影される、テレビ界の型破り企画に「うちも浜田さんにはお世話になってますので。今でも東京のテレビ局では難しいのではないでしょうか」と話していた。