セカオワSaori、直木賞ならず デビュー作「ふたご」で候補に
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第158回直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、都内で開かれ、小説家デビュー作「ふたご」で候補に挙がっていたロックバンド「SEKAI NO OWARI」のSaoriこと藤崎彩織(31)は受賞を逃した。直木賞には門井慶喜氏の「銀河鉄道の父」が選ばれた。
Saoriは昨年10月に「ふたご」を発売。ピアノが友達の中学生・夏子が感受性の強い高校生・月島に誘われてバンドに参加し、仲間と共同生活を送る…という、セカオワ誕生をイメージさせるストーリー。
Saoriは昨年末に第1子を出産しており、“ふたご”の慶事となるか注目が集まっていた。
芸能人では2015年にお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹が「火花」で芥川賞を受賞。16年にはモデルの押切もえが山本周五郎賞の候補に挙がったが、受賞は逸した。
また、第158回芥川賞の選考会も同日、都内で開かれ、石井遊佳氏の「百年泥」と若竹千佐子氏の「おらおらでひとりいぐも」が選ばれた。