ドキンちゃん声優・鶴ひろみさん お別れの会で仲間が涙の「バイバイキ~ン」

 人気アニメ「それいけ!アンパンマン」のドキンちゃんや「ドラゴンボール」のブルマの声などで知られる声優・鶴ひろみさん(享年57)のお別れの会が13日、東京・青山葬儀所で営まれ、ばいきんまん役の声優・中尾隆聖、孫悟空役の野沢雅子らが参列した。

 1988年放送開始の日本テレビ系「-アンパンマン」で30年近く共演した中尾は、ドキンちゃんやブルマのパネルが飾られた祭壇を前に別れの言葉を述べた。「余りに突然でびっくりしています。わっと出てくるんじゃないか。出てきてほしい。30年も一緒にやってきて、なんにも言わずにいっちゃうなんてひどい。寂しいです」と言葉を絞り出した。

 声優ではいつも自分に合わせて掛け合ってくれた。「30年近くやってきて、一度も『せーの』と言わずに私の息でやらせてくれた」と懐かしむ。最後は「これからも見まもっていてください。息を合わせてくださいね」と呼びかけると、涙ながらに「ドキンちゃん、バイバイキ~ン」と絶叫。バイキンマンが去り際に放つおなじみのセリフで涙ながらに別れを告げていた。

 鶴さんは昨年11月、東京都中央区日本橋1丁目の首都高速都心環状線内回りに、ハザードをつけたまま止まった車の運転席でシートベルトを装着した状態で発見。意識不明で病院に運ばれたが、死亡が確認された。所属事務所の青二プロダクションは大動脈剥離とした。

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