トヨエツ朝ドラ初出演 最初で最後?脚本・北川悦吏子氏と旧知の盟友で実現

 俳優・豊川悦司(55)が、4月2日スタートのNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(総合、月~土曜、前8・00)で、“朝ドラ初出演”することが10日、分かった。

 永野芽郁(18)が演じるヒロイン・楡野鈴愛(にれの・すずめ)が、漫画家を目指すにあたり弟子入りする師匠で、今をときめく売れっ子少女漫画家・秋風羽織(あきかぜ・はおり)役を演じる。師弟の枠を超えた規格外のバトルを繰り広げる物語上でも重要な役割を持つ。

 脚本担当の北川悦吏子氏と旧知の盟友という縁から出演が決まった。北川氏が脚本を担当した1995年のTBS系ドラマ「愛していると言ってくれ」で豊川が主演。これが大ヒットしてお互いの大出世作となった。同作で豊川が演じたのは聴覚を失った青年画家。ヒロインが左耳の聴力を失い、豊川が漫画家という今作と似た設定でもある。

 今回は01年「Love Story」以来17年ぶりのタッグ。北川氏によると豊川から「『愛してる-』で戦った戦友。僕たち朝ドラは最初で最後じゃないですか?がんばりましょう」と声を掛けられたという。

 北川から「とっても、とっても、とっても難しいキャラクターをいただきました」という豊川は「まったく自信はありませんが、弱きを武器に真摯(しんし)に努めて参ります。ビターアンドスィート、オールドベイビーな秋風羽織に少しだけご期待ください」と、ヒロインとともに4月から日本の朝を沸かせる覚悟を語った。

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