虎党・道上洋三アナ 星野さん悼む「ジジ殺しで政治力もあった」
熱心な阪神ファンとして親しまれている朝日放送の道上洋三アナウンサー(74)が8日、大阪市内で行われた歌謡イベント「新春! 歌う王冠」に参加し、4日に70歳で亡くなった阪神の元監督・星野仙一さんを「ジジ殺しで政治力もあった」と悼んだ。
報道陣からの問い合わせで訃報を知ったという道上アナは「病気だということは知らなかった」と肩を落とした。最後に星野さんと会ったのは3年ほど前。楽天の本拠地球場を道上アナが訪れたときだったという。星野さんから「楽天ファンになってくれたの」と声を掛けられたというが、道上アナは「阪神と楽天で日本シリーズ目指すために敵情視察に来ました」と挨拶し、笑い合った、と思い出を振り返った。
そんな星野さんについて「コミッショナーをやりたかったのではないか」と思いを馳せると、「握手の力とか目力が力強く、ジジ殺しで政治力もあった」とその人柄を偲んだ。
この日、道上アナはパーソナリティを務めるABCラジオ「おはようパーソナリティ」の番組開始40年記念曲「きょうは記念日」を披露。雨の中集まった500人ほどのファンを前に道上アナは「誕生日などの記念日に替え歌OKでございます。ぜひ一緒に歌って下さい」と訴えていた。
