５人組アイドルグループ「ももいろクローバーＺ」が１３日、さいたまスーパーアリーナで恒例のクリスマスライブを開催し、今年初めて歌合戦形式で行う大みそかの年越しライブ（３１日、パシフィコ横浜）の豪華出演者を発表した。

　出演するのは大黒摩季、加山雄三、氣志團、さだまさし、水前寺清子、米良美一、森口博子ら大物がズラリ１２組。歌合戦はゲストがももクロチームとヤンキース・田中将大投手がリーダーのチームに分かれて対戦する。

　メンバーも「この皆さんが来ていただけるの？」と驚く豪華ラインナップに、約２万人のファンは大歓声。名前こそ明かさないが、ド派手衣装のシルエット映像でさらなる出演者も予告された。また、田中投手も来場するなどして、大盛り上がりのファンの熱気に百田夏菜子（２３）は「冬とは思えないアツさ」と驚くばかり。

　この日は３年ぶりとなるさいたまＳＡでのライブ。セットもクリスマスらしいスノードームをイメージしたキラキラ光るものが用意されたが、百田は「スノードームのセットの見た目だけでなく、皆さんの心までキラキラしてもらえるように頑張っていきたい」と宣言。この日発売となった昭和歌謡の大作詞家・故阿久悠さんの未発表だった遺作「天国の名前」を初披露するなど、全２７曲でファンの熱気に負けない熱唱を聴かせていた。