やく氏、“居留守”報道の貴乃花親方に危惧「抵抗が目的と取られかねない」
大の相撲ファンとして知られる漫画家のやくみつる氏が12日、フジテレビ系「とくダネ!」で、日馬富士書類送検後も沈黙を貫く貴乃花親方に「(このままでは)抵抗することが目的と取られかねない」とその態度を危惧した。
番組では日馬富士が書類送検されたことから、日本相撲協会の危機管理部長の鏡山親方が貴乃花部屋へ文書を届けたことなどを報じた。
鏡山親方が貴乃花部屋へ出向いたのは11日で4度目。しかも11日の訪問時には、貴乃花親方は部屋にいたといい、一部では“居留守”などと報じられたことも紹介した。
“居留守”報道に、キャスターの小倉智昭は「貴乃花親方にとっては、あまりいい状況じゃないですよね?」とやく氏に質問。やく氏も「当初は貴ノ岩、自分の弟子を守ると立ち上がったことが、今は抵抗のための抵抗、抵抗することが目的と取られかねない」と、貴乃花親方の態度に疑問を投げかけ「シンプルな発想をどうしてご理解いただけないのか…」と、書類送検したのだから事情を聴きたいとしている相撲協会側の意図を汲まない貴乃花親方の態度に首を傾げていた。