女流棋士第一号の蛸島彰子女流六段が引退「迫り来る年齢の波に耐えるのが難しく…」

 日本女子プロ将棋協会は8日、初代女流名人の蛸島彰子女流六段(71)が、来年度以降の女流公式戦にエントリーせず、残りの対局がすべて終了した時点で公式戦から引退することを発表した。

 蛸島女流六段は将棋の女流棋士第一号。初代女流王将として女流将棋界の礎を築き、女流棋士の存在を広めてきた。蛸島六段は協会を通じ「『続ければ人生』を座右の銘として、無我夢中で歩んできた将棋人生であったと思いますが、迫り来る年齢の波に耐えることが難しくなってきたような気がしますので、引退を決意しました。私をここまで育ててくれた将棋から全く離れた生活をするのではなく、プールから上がってプールサイドから若い芽の伸びを楽しみに眺めて、将棋の普及、発展に寄与出来れば幸せと感じています。長い間ありがとうございました」とコメントを発表した。

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