舟木一夫、前立腺炎は「若いから治るの早い」 不安一掃で55周年公演に意欲

 歌手の舟木一夫(72)が30日、東京・新橋演舞場で12月「舟木一夫特別公演」(12月2日初日)の公開ゲネプロを行い、開始前に共演の里見浩太朗(81)、尾上松也(32)と会見した。

 舟木は今年で芸能生活55周年を迎え、同公演が55周年の締めくくりとなる。同劇場での座長公演は通算17回目となるが、今回は舟木たっての希望で「忠臣蔵」昼の部を前編・花の巻、夜の部を後編・雪の巻という形で上演する。舟木は昼夜にわたって大石内蔵助を演じるが、「忠臣蔵」は舟木がテレビドラマデビューしたNHK大河ドラマ「赤穂浪士」で矢頭右衛門七を演じた思い入れのある作品だという。

 舟木は9月に急性前立腺炎で10日間の入院と2週間の自宅静養を強いられた。退院後にも肩甲骨を痛め、10月に入院したが、この日は「前立腺炎って病気かどうか分からないそうですよ。病気ってほどのもんじゃないよ。(今は)全然痛みもかゆみもない。肩もやりましたね。もう大丈夫ですよ。若いから治るの早いんです」と体調不安を一掃した。

 芝居では2度目の共演となる松也が浅野内匠頭、3度目の共演となる里見が千坂兵部を演じるが、出演者は約100人という大所帯で、座長の舟木は「大人数です。楽屋もすし詰めだけど頑張りたいと思います」と宣言。舟木は公演中の12月12日に73歳の誕生日を迎えるが「もう70を超えたらひとつやふたつ増えたって」とサラリとしていた。

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