人気グループ「嵐」の櫻井翔(35)の父親で、元総務省事務次官の桜井俊氏(63)が、大手広告代理店「電通」の執行役員に就任することが29日、同社から発表された。この日、開催された取締役会で決議されたもので、人事は2018年1月1日付。
桜井氏は群馬県出身。1977年、東大法学部を卒業し、旧郵政省に入省。総合通信基盤局長、情報通信国際戦略局長を経て13年、総務審議官。15年、総務官僚の頂点である事務次官に就任した。16年に退官後は三井住友信託銀行の顧問に就任。同年7月の都知事選では与党から立候補を打診されたが、固辞した。