たけし城のサウジ制作、王子が幼少期に感動したから…TBS社長明かす

 TBSは29日、東京・赤坂の同局で定例の社長会見を開いた。今月24日に発表した「風雲!たけし城」のサウジアラビア現地制作合意について武田信二社長は、同国のフェサール王子が幼い頃に番組を見て感動したことが一因となったと明かした。

 出張で調印には同席できなかったという武田社長は、局内で伝え聞いた話として「相当な力をお持ちな王子は小さい頃、『風雲!たけし城』を見て感動したということで、今回の契約になったという話を聞いております」と裏話を明かした。

 今月24日、TBSをサウジアラビアのスポーツ庁長官であるツルキ殿下とフェサール王子、アハマッド駐日全権大使が訪問。「たけし城」の現地制作に関するオプション契約に調印した。過去には「SASUKE」の現地制作も行っており、「たけし城」も中東と北アフリカのアラビア語圏に向けた放送へと、制作の準備が進められるとしている。

 TBSによると、「たけし城」は世界159の国と地域での放送実績があり「タケシズ・キャッスル」の名で人気を博しているという。

 本家「たけし城」は1986~89年に放送。緑山スタジオに大がかりなセットが組まれ、ビートたけしが城主を務める「たけし城」を、主に一般参加の挑戦者が攻略するという体当たりゲームバラエティー。ストロング金剛と丹古母鬼馬二が守る「悪魔の館」、キノコ型の模型にしがみつきゴール地点を目指す「キノコでポン」、沈む石を回避しつつ池を渡る「竜神池」など、個性的なゲーム(難関)の数々で人気番組となった。

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