槇原敬之 12・2神戸で世界一のクリスマスツリー前でライブ

 シンガー・ソングライターの槇原敬之(48)が14日、都内で「めざせ!世界一のクリスマスツリーPROJECT」記者会見に登場し、12月2日に神戸メリケンパークで開催されるオープニングセレモニーでライブを行うことが発表された。

 開港150周年の神戸港に“世界一のクリスマスツリー”を設営するプロジェクト。全長約30メートルの生木が富山県氷見市から13日に神戸港に到着したばかりで、17日の植樹式を経て、神戸ルミナリエと同時期(12月2日~26日)に「復興と再生の象徴」としてメリケンパークに立てられる。発起人で総合プロデューサーを務める「そら植物園株式会社」(兵庫県川西市)の西畠清順CEOと親交のある槇原が、その初日のセレモニーで歌うことが正式に決まった。

 槇原は「うちの庭造りをプラントハンターの西畠さんにお願いし、その打ち合わせの中でこの話が出た。びっくりしましたが、風に吹かれたような気持ちになった。僕は、誰かのために何かをしてあげるクリスマスが大好き。よろこんでやらせていただきます」と満面の笑顔で語った。

 西畠氏は「槇原さんの『僕が一番欲しかったもの』(04年発売)という曲が僕にとってのライフミュージック。世界一のクリスマスツリーという大きな夢を後押ししてくれる曲です」と思いを込めた。当日は同曲を含む数曲が披露される見込み。槇原は「すてきなイベントに協力したい」と成功を誓った。

 また、ツリーを彩る照明は電飾ではなく、円状の反射材を使用。イベント開催中に1枚500円で販売されるが、このオーナメントを来場する子どもらに贈る支援者を募り、クラウドファンディング(目標500万円)もこの日、発表された。西畠氏は「5万枚でギネスの世界新記録になる。みんなのメッセージの数で世界一を狙おう。それがこのプロジェクトの血が通っている面白いところだと思う」と意気込んだ。

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