トミーズ雅がドラマ初主演 自身と同じ元ボクサー役で36年ぶりリング

 漫才コンビ・トミーズのトミーズ雅(57)がドラマ初主演することが13日、分かった。カンテレ「大阪環状線Part3 ひと駅ごとのスマイル 大正駅編『KOボーイ』」(関西ローカル、18年1月23日、深夜0・25)で自身と同じプロボクサー役を演じるもので、撮影では36年ぶりにリングにあがった。

 漫才師になる前は、プロボクサーとして日本スーパーウェルター級1位になった経験もあるトミーズ雅。初主演となるドラマでは、明るくおちゃらけた元日本チャンピオンを演じるが、ボクサー役は初めて。「最初台本見てわろたもんね。僕にしかできんのちゃうか思ったね」と笑った。

 作品は、雅演じる利春が、18歳の世間知らずの息子(田中享)が「大阪を出ていく」と言いだした際に「俺を倒してから行け」と立ちはだかる。父親に対し、夢を持った息子が果敢に立ち向かい、殴り合いながら、大正の街を駆け回る物語。

 36年ぶりにリングに上がった撮影で雅は「懐かしいなあ」とつぶやき、慣れた手つきで手にバンテージを巻きながら「これ巻いている時が一番緊張するねんな」。ボクサーがペットボトルの水を飲む場合、手にグローブをはめているため「基本フタはついていない」とスタッフに教えたり、「こういうパンチではまずKOは取れない」と助言する場面も。

 リングでの撮影は10時間におよび、雅は「この撮影3日で1年分くらい働きました。もうクタクタで、体、ボロッボロです。貴重な経験ありがとうございました」と感謝した。

 男同士の熱い思いがぶつかるドラマに、雅は「大阪以外では理解されないドラマやと思いますから。大阪のミナミのほうの方、ぜひ見てください」と笑った。

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