羽生結弦 欠場で視聴率急落 NHK杯フィギュア 異例の大幅ダウン

 フィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリスト・羽生結弦(22)が負傷欠場した「2017NHK杯フィギュア」のNHK総合番組の視聴率が、前年までの高数字から急落したことが13日、分かった。“メイン枠”で放送された11日の「男子シングル・フリー」(午後7・30)は6・7%にとどまり、羽生が大会2連覇を達成した16年の16・0%から異例の大幅ダウンを喫した。

 平昌五輪を前にフィギュア界を襲ったアクシデントの影響か、近年高視聴率を誇ってきた大会番組が、予想を超え、大幅に“滑り落ちた”。

 羽生はNHK杯直前の9日の公式練習中に転倒。「右足関節外側靱帯損傷」と診断され、大会欠場を余儀なくされた。

 羽生不在となった大会番組は、10日は「女子SP」「男子SP」ともに6・8%止まり。11日は夕方の「女子フリー」の時間帯に10・5%をマークするも、ゴールデン帯で放送された「男子フリー」は6・7%で振るわなかった。

 NHK杯番組は15年は、羽生が世界記録をマークして優勝した「男子フリー」が18~19%をマークし、浅田真央(27)が出場した「女子フリー」では23・5%を記録した。昨年も羽生が連覇を達成した「男子フリー」が16・0%。大会を通じて安定して2桁視聴率を獲得してきたが、今年は一転、低調な水準で推移した。

 テレビ中継の強力コンテンツと言われるフィギュア番組は、今年も4月1日の「世界フィギュア」(フジテレビ)が18・1%、4月21日の「フィギュア・国別対抗戦」(テレビ朝日)が16・0%を獲得していた。(数字は関東地区、ビデオリサーチ日報調べ)

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