デヴィ夫人 1億7千万円横領被害の手口明かす 「月、水、金で60万ずつ」

 タレントのデヴィ夫人(77)が11日、カンテレのバラエティー「胸いっぱいサミット!」に生出演。代表を務める芸能事務所の経理担当だった辻村秀一郎容疑者(60)に1億7000万円を横領されたことについて「月、水、金で60万円ずつ」など、犯行の手口を説明した。

 辻村容疑者はある会社法人から派遣されていたそうで、雇った経緯についてデヴィ夫人は「フジテレビの重役から紹介された」とした。

 横領の疑惑が発覚した後にデヴィ夫人やスタッフが通帳の履歴などを調べた結果、横領は週3回のペースで行われていた模様で「月、水、金で60万円ずつ。50万、40万もありましたけど」と少額ずつ銀行口座から下ろされていた。

 番組パネリストの遥洋子らが「(発覚前に)通帳を見ておかしいと思わなかったのか」と聞くと、デヴィ夫人は「私は長く外国にいて、外国に通帳というものはない。通帳はなじみがないので、経理の人に預けていました。印鑑は私が持っているから悪いことはできないと思っていた」と、通帳は放置状態だったことを明かした。

 辻村容疑者は勤務し始めた2011年2月から横領を始めたが、デヴィ夫人は5年間ほど横領に気付かなかった。ある時「あれだけ収入があるのに、税金を払う時に銀行からお金を借りて払わなきゃいけない(くらい残高が少ない)ので、おかしいと思った」と税理士を雇って調べが、さらに7カ月ほどは横領の事実はつかめなかったという。

 辻村容疑者について「まじめで人が良さそうで女っ気もなく、ギャンブルもせず、病弱で。うちのスタッフには、結婚もしてないし楽しみもない。死にたいとつぶやいていたらしい」と、横領など大それたことをする人物には見えなかったと話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス