亀田史郎氏、3兄弟の子育ては「洗脳」 世界王者に「なれる」と言い続け…

 息子3人を世界チャンピオンに育て上げた父として一躍有名となった亀田史郎氏が9日深夜にテレビ東京系で放送された「じっくり聞いタロウ~スター近況報告~」(木曜深夜0・12)に出演。独自過ぎる子育て方法からボクシングのマネジャー資格をはく奪された後の現状までを赤裸々に語った。

 まず、MCの次長課長・河本準一から「親父さんはどういう風にして息子さんたちをプロボクシングの世界王者に仕立て上げるような…」と質問されると、亀田氏はかぶせ気味に「洗脳!洗脳!」と回答。

 小さい時から息子たちを世界チャンピオンにするというレールを敷いてしまったため、お前は世界チャンピオンになれると息子たちに言い続け、その徹底した“洗脳”のおかげだと主張した。

 息子たちの起床後の行動についても、普通は学校に行くところ、学校には遅刻してもいいから「とにかく階段走れ!」と、トレーニングからスタートしていたという。そこで、ネプチューン・名倉潤が「学校は遅れてもいいから?」と事実確認すると、亀田氏は「学校の先生にも、ちょっと遅れるよと報告しているから」と説明。

 義務教育という枠で考えると間違えているかもしれないが、世界チャンピオンを育てるには、この独自の子育て「亀田スタイル」が必要だったと語り、名倉が「一流になろうと思ったら、特化しなあかんと言うことですね」とまとめていた。

 息子たちを世界チャンピオンにした後、長男・興毅の試合で僅差での判定負けに納得できず、運営責任者を恫喝するトラブルを起こし、セコンドライセンスをはく奪されてしまった亀田氏。国内のプロボクシングに一切関われなくなり、試合中、息子のそばにいられなくなったことがつらかったと、自らの行動が招いた結果を猛省していた。

 現在、地元の大阪でアマチュアに指導するボクシングのフィットネスジムを開設した亀田氏。次は長女で末っ子の姫月(ひめき)を世界チャンピオンにするべく、頑張っているという。河本が「お父さんから見て、どうなんですか?」と姫月のボクシングセンスを問うと、「いけますよ!」と自信満々の様子だった。

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