半崎美子 初ワンマンライブ 苦労報われた

 “ショッピングモールの歌姫”と呼ばれるシンガー・ソングライターの半崎美子(36)が4日、都内でメジャーデビュー後、初の単独ライブを開催した。

 19歳で北海道から上京したが、最初は鳴かず飛ばず。07年から全国のショッピングモールを回り始め、ファンとの交流から生まれた曲が“泣ける”と評判を呼んでいった。

 これまではライブ会場を自分で押さえ「搬入だったり、外回りを自分でやっていた」ほど。今年4月にデビューするまでの17年を「土の中」に例え、花開くまでを映像と歌で表現した。「自分の歌が自分より長生きしてほしい」と夢を語り、シングル「サクラ~卒業できなかった君へ~」など19曲で920人の涙を誘った。

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