テレビ東京が３日、平日午後の帯経済ニュース番組「ゆうがたサテライト」（月～金曜、午後４時５４分）のメインキャスターに、６日から塩田真弓アナが加わると発表した。

　これまで１年間メインキャスターを務めた狩野恵里アナの産休に伴うもので、塩田アナの帯番組キャスター復帰は８年ぶり。これまで「ウィークエンド・サテライト」、「ＷＢＳ土曜版」など、数々の経済番組を務めてきた経験を生かすことになる。

　産休の狩野アナは「ゆうサテが産声を上げて１年。このたび、番組をお休みさせていただくことになりました」と報告した。「トランプ大統領就任ニュースから始まり、韓国大統領選、福島原発、中核派アジト潜入など、さまざまな現場を取材し、それが自分たちの生活にどう関わりがあるのかを意識をしながら、みんなで番組を作り上げてきました」と振り返った。

　「これからは、池谷・塩田両キャスターの安定感抜群のコンビを楽しみにしています。フレッシュな戸室さんも加わり、ゆうサテがどう育っていくのか、皆さんも一緒に成長過程をごらんいただけましたら嬉しいです。自分も全力で育児をして経験値を上げていきたいと思います！」と心境を語った。

　塩田アナは出演にあたって「初めて激戦区の夕方時間を担当します。万里一空の志で『テレ東だからできる唯一無二の夕方ニュース』を目指し、チーム一丸となって努めて参ります」と意気込みを寄せた。入局当初に出演していたことから、いまだに「トレたまの塩田さん」と呼ばれるころもあるというが、「あの頃のフレッシュな気持ちに加え、『今だから感じること』を日々丁寧に伝えていきたいです」と抱負を述べた。

　また新たにサブキャスターに就く戸室穂美キャスターは「私にとってこれまでの人生で一番のビッグニュースです。みなさんに夕方をより楽しい時間にしていただくために、たくさん勉強し、取り組んでいきたいと思います」とした。