伊集院光、ホリプロTSC真のグランプリは「僕の中では武田修宏さん」

 タレントの伊集院光が30日深夜に放送されたTBSラジオ「JUNK伊集院光・深夜の馬鹿力」で、男性がグランプリを獲得し話題を呼んだホリプロタレントスカウトキャラバン(TSC)について言及。司会の武田修宏について「僕の中ではグランプリは武田さん」とその頑張りを絶賛した。

 番組では冒頭からTSCの話題から始まった。伊集院は自身のマネジャーが実行委員長だったことから審査員を引き受けることになったが、「1番輝いていたのは武田さん」と司会を務めた武田を絶賛。

 その理由について「意外と知られていないけど、武田修宏のタレントイメージとすごい違うのが、すっごい真面目」と遊び人のイメージとは真逆の性格を表すエピソードを明かした。

 伊集院によると、武田は現役時代、調子が悪くなると徹底的に走り込んでいたが、走りに行く際も「六本木に朝帰りのお姉ちゃんを見に行く」と照れ隠しを言って、こっそり走り込んでいたという。また、現役引退後、解説者の仕事をするにあたり「自分のお金でアナウンススクールに通ってた。意外でしょ?」と、知られざる一面を明かした。

 そんな武田だけに、TSCの司会も徹底的に準備をしていたという。「武田さんの台本の書き込みがすごい」と伊集院も驚いたといい、「ファイナリストのプロフィール、ありとあらゆること書き込んで、表を作ってる。アンダーラインもびっちり。そのへんのアナウンサーでもやらないよっていうぐらい…」入念な準備を整えて司会に臨んだようだ。

 だが、そんなに準備を重ねたにも関わらず「ド頭の『第42回』を噛んでしまうという…」と初っぱなから失敗してしまった武田らしさを指摘。更に武田はファイナリストの座右の銘の「七転び八起き」について「どういう意味ですか?」と質問。質問された候補者は「何回失敗しても起き上がる」と意味を説明していたと言うが、伊集院は「そこは、その子がどうしてそれを選んだかっていうことでしょ」と猛ツッコミ。真面目過ぎるが故に直進し過ぎる武田の人柄に「僕の中ではグランプリは武田さん」と称えていた。

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