「理系のアニーだ」11歳の2人が合格 初代は山尾志桜里氏

アニーに決まった新井夢乃さん(左)と宮城弥榮さん=日本テレビ
アニーに決まった新井夢乃さん(左)と宮城弥榮さん=日本テレビ
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 ミュージカル「アニー」(18年4月21日~5月7日、東京・新国立劇場)の合格者発表が29日、都内で行われ、主人公アニー役に埼玉県の小学5年生・新井夢乃さん(11)と東京都の小学5年生、宮城弥榮さん(11)の2人が選ばれた。

 名前が呼ばれると、新井さんは号泣して顔をクシャクシャに。宮城さんは「えっ、私?」と信じられない表情で笑顔をはじけさせ、個性の違う喜び方を見せた。

 記者会見では、2人とも得意科目に「算数」を挙げ、演出の山田和也氏は「今年の2人は頭の回転がいい。理系のアニーだ」と納得顔だった。新井さんは15年に「レ・ミゼラブル」のリトルコゼットを演じるなど、経験が豊富で、オーディションも「自信があった」とキッパリ。宮城さんは「明るくて元気で優しい女の子を演じたい」と抱負を語った。

 オーディションは、書類審査に合格した422人に歌やダンス、演技の審査が行われ、この日、アニー2人を含む孤児役の14人が決まった。山田氏は「選考のポイントは、2人がアニーっぽかったから。誰かと似たアニーじゃなかった点」と答えた。

 同作は、1977年にブロードウェイ版がで誕生し、日本版は1986年に初演が行われ、18年で33年目。観客数は累計で約172万人という。86年の初代アニー役は、山尾志桜里(当時は菅野志桜里)衆院議員(43)が務めた。

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