安倍首相に「そおだああ~!」の大合唱…秋葉原リベンジ演説

 雨の中、最後の訴えをする自民党総裁の安倍首相=JR秋葉原駅前
 JR秋葉原の駅前を埋め尽くした支持者たち
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 安倍晋三首相=自民党総裁=が、衆院選の選挙戦最終日の21日、因縁の地である東京・秋葉原で最終演説を行った。

 午後7時半、安倍首相が両手を振りながら演説カーに登場すると、雄大な音楽も流れた。

 安倍首相は聴衆に向かって「こんばんは!こんなにたくさんの方々に、秋葉原に集まっていただき、ありがとうございます」と感謝。

 何度も拳を突き上げた演説では、分裂した民進党に対し「看板を変えたからといって、あの(民主政権)3年半がなくなるのか!」「はっきり結論を出そうじゃありませんか!」「国民をだますことはできない!」と声を張り上げた。

 その度に、聴衆から「そおだああ~!!」「そおだああ~!!」と応じる大歓声があがり続けた。

 同所は過去4回の国政選挙で安倍首相がラスト演説を行い、いずれも自民が勝利を収めた縁起のいい場所である一方、今年7月の都議選の際は、演説中に「辞めろ」コールが起こり、これに安倍首相が「こんな人たちに負けるわけにはいかない」とやり返した因縁がある。都議選は自民が惨敗し、再び安倍首相が臨んだこの日の演説は「安倍首相のリベンジライブ」と命名する向きもあった。

 今回の衆院選、安倍首相が「最後の訴え」の場に秋葉原を選ぶのか、それとも「敵前逃亡」のそしりを受けかねない場所変更となるのかに注目が集まっていた。安倍首相は21日は、午前から岐阜県・愛知県で遊説を行ったが、夕方に東京に戻り、秋葉原で演説した。

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