橋下氏元秘書、上西氏の代わりに怒られた選挙戦…「国会議員の給料高すぎ」と訴え

 橋下徹前大阪市長の元秘書で、衆院選に大阪7区から立候補している維新・奥下剛光氏(42)が選挙戦最終日の21日、大阪・吹田市などで演説した。

 阪急・南千里駅での演説では「増税の前に、まずは高すぎる国会議員の給料を下げる、多すぎる人数を減らす、天下り先をなくす。やるべきことやらずに増税はない」と訴えた。

 大阪7区は、12年、14年の衆院選は維新が上西小百合氏(34)を擁立(いずれも選挙区で敗れ、比例復活)。上西氏が15年に除名処分となった後の今回総選挙は、大荒れが予想されたが、直前に上西氏がまさかの不出馬を表明。

 奥下氏は、数々の炎上騒動を起こした上西氏を巡る維新への相応の批判は覚悟していたというが、上西氏の不出馬で「上西さんが怒られるはずだった分まで、皆さんが僕のところに来られて、お叱りを受けました」と苦笑い。

 一方で橋下氏の支援に関しては「ありませんね。厳しい方ですので。それは最初から、僕が一番よく分かっていたことですから」と語った。

 大阪7区は奥下氏と、自民・渡嘉敷奈緒美氏(55)、共産・村口久美子氏(45)が立候補している。

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