渡哲也、吉永小百合にラブストーリーでの共演を熱望「最後の1本くらいは」

 「松竹梅」のCM収録を行った渡哲也(左)と吉永小百合=都内
 1998年にも共演
2枚

 俳優・渡哲也(75)が9月30日、都内で女優・吉永小百合(72)と宝酒造の日本酒「上撰 松竹梅」のCM収録を行い、ラブストーリーでの共演を熱望した。

 渡は現在、肺気腫などの呼吸器疾患で自宅療養中で、2013年9月にドラマにゲスト出演して以降は、演技の仕事はしていない。しかし、吉永の隣で俳優の本能を刺激されたようで「最後の1本くらいは吉永さんとご一緒したいと思いますね」と語った。吉永も「ぜひ、大人の恋の物語をやりましょう」と即座に反応。渡は「大ラブシーンのあるものをね」と笑顔を見せた。

 2人は映画「愛と死の記録」(66年)を皮切りに、9本の映画で共演。昨年の「松竹梅」のCMでも共演している。吉永は約1年ぶりに再会した渡の回復ぶりを喜び「(老夫婦を描いた82年公開の米映画)『黄昏』みたいな映画を、と話してたんです。お元気になられるのをお待ちしてます」と期待した。

 吉永の言葉を喜びながらも、渡は「まだ(映画を)お引き受けできるような体調じゃない」と慎重さを忘れなかった。今年3月に弟の俳優・渡瀬恒彦さんが亡くなった際には取材に応じ、6月にはNHK BSプレミアムの特番「日本人が最も愛した男・石原裕次郎」にも出演したが、現在も通院とリハビリを続ける生活。この日の現場には体調を気遣って石原軍団の舘ひろし(67)も訪れていたほどで、気軽に本格復帰を口にしなかった。なお、CMは12月25日から放送される。

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