お笑いコンビ「ジャルジャル」がＭＣを務めるカンテレ「ジャルやるっ！」（金曜深夜、０・５５、関西ローカル）が、２９日の放送で最終回を迎える。最終回では「ジャルジャル史上初めて」の挑戦として生放送で複数のコントを披露する。２人は、番組が続いた７年を「あっという間だった」と振り返り、最終回を前に「期待して頂きたい」と意気込みを語った。

　同番組は２０１０年に始まり、７年間放送された深夜バラエティー。斬新な企画で人気を集め、２０１５年４月に後藤淳平（３３）の父・後藤圭二氏が大阪・吹田市長に当選した際には、後藤が「ジャル市市長」に扮し街を練り歩く「超えろ。後藤市長」も話題となった。

　福徳秀介（３３）は「一生続いてほしいなという覚悟でやっていたので。７年、そう思うと短いんですが、気づいたら７年たっていたという感じで、結構長い間やらせてもらえていたので、これは本当にもう感謝しています」と悔しさを滲ませつつも、周囲に感謝。後藤も「いろんなことを番組でさせてもらえた」と振り返り「『実家を出て、一人暮らししなさいよ』って言われているっていうこと」と前向きに話した。

　今夜が最終回となるが、福徳は「生放送でコントを何本もするっていうのは、ジャルジャル史上初めて。そこは自分としても楽しみ」と気合い十分。「『ジャルやるっ！』をいつも見てくれた人たちには特に、期待して頂きたい」と７年間の集大成に向け決意を語った。