俳優の香川照之（５１）が１９日、都内で「キリンのどごしＺＥＲＯ」新ＣＭ「香川、感動する」編の発表会に“キリン社員”として登場し、新商品をプレゼンテーションした。

　冒頭では、何も説明のないまま「キリンの香川でございます」とあいさつ。最初は沈黙が続いた会場だったが、香川の笑みと共に会場も笑いに包まれた。続けて「本日は１５分を予定しておりますが、最大延長８時間になることもあります」とボケてみせ、「緊張した」という“前座”のつかみをこなした。

　新発売の「のどごしＺＥＲＯ」は、「日本にはうまいゼロが必要だ。」をキャッチコピーに、糖質ゼロ、プリン体ゼロでありながら、飲みごたえのある味を実現させたオフ・ゼロ系商品。今まで味覚満足度の高い商品が発売されなかったことについて、香川は「おわび申し上げたい。土下座もしたいくらいです」と、１３年に大ヒットしたＴＢＳ系ドラマ「半沢直樹」で演じた役と重ねて笑いを誘った。

　また、「ゼロには何を掛けてもゼロになるんです」と「ゼロ」のすばらしさを「半沢－」での名言にかけて説明。そのセリフは数字を覚えたてだった息子との会話の中で誕生したというエピソードも明かした。