尾木ママ、日野氏ビンタ事件「一流プレーヤー必ずしも一流指導者ならず」
教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が8月31日、ブログを更新し、世界的トランペッターの日野皓正氏がコンサート中に中学生にビンタを張った件について「いかなる理由があろうとも残念」とつづった。
賛否両論が巻き起こっている日野氏のビンタ事件について、教育者の目線でブログを更新。「暴力、体罰は子どもたちに身体的、心理的苦痛を与えるだけです」とどんな理由にせよ、暴力はいけないと主張。更に「一流プレーヤー必ずしも一流指導者ならずとは昔からの名言です」ともつづり、「一方的に非難するだけじゃなく、きちんと批判して優れた指導者足らしめる責任が主催者側にあるのではないでしょうか?」と、日野氏側だけではなく、主催者側にも責任があると指摘した。
尾木ママは1日に放送されたフジテレビ系「バイキング」にもコメントを寄せ、「男子生徒側が納得しているとしても、今回の暴挙は法的にも教育上も、また体験学習という企画の意図からも、さらに『校長』としての立場上からも認めがたいでしょう」「チケット代を払って鑑賞してくれている舞台上での行為は非常識甚だしいと言わざるを得ません」と厳しい言葉を投げかけていた。