爆笑問題の太田光が２７日、ＴＢＳ系「サンデー・ジャポン」で、「性的な表現が含まれている」として壇蜜が出演した宮城県の観光ＰＲ動画が批判されたことについて私見を語った。東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県で、賛否両論あるとはいえ今回のような話題が出てくるのは「元気が出てきている感じがしていいなと（思った）」と前向きに受け止めていた。

　震災などの大災害が発生した後は“自粛”をどこまで続けるのかが、たびたび話題になる。太田は２０１１年の東日本大震災が発生した当時を「われわれなんかも不謹慎だって散々言われて」と振り返りながら思いを語った。

　「東京にいる人間が被災地の人たちをちゃかすことはできないけど、宮城の人たちが、被災地の人たちが悪ノリなのか何か分からないけど、ちょっとやりすぎちゃって怒られるところまでなっているのは、元気が出てきている感じがしていいなと」

　復興関連予算から動画の予算が充てられているという点についても、太田は「中身と関係ないじゃないですか。悪のりして怒られるぐらいで、俺はいいと。東京にいる人間としてはいいなと思いました」と語った。