橋本市議「離婚届に判押せ」報道に反論姿勢 再会見も検討

 今井絵理子参院議員(33)との不倫疑惑に揺れる神戸市議の橋本健氏(37)が2日、神戸市内でデイリースポーツなどの直撃取材に、騒動後は今井議員と連絡を取っていないと回答した。

 前日の取材質問全部スルーから対応が若干進歩。この日発売の「週刊新潮」で報じられた、橋本氏が不倫報道前日に妻側に離婚届に判を押すよう要求したとする工作疑惑に対しては、乗り込んだ車の中で首を横に振り続け「ないです」と反論姿勢を示した。

 橋本氏は午前中、神戸市内の歯科医院で診療を行い、正午すぎ、スーツ姿で笑みを浮かべながら医院から出てきた。

 急ぎ足で迎えの車の助手席に乗り込んだが、全ての質問をスルーした前日と比べると態度が若干改善。「今井議員と連絡は?」との問いかけに、小さな声で「いえ」とつぶやき否定。「改めて会見を開く予定はあるか」と問われると「それは今、考えております」と返した。

 赤信号でなかなか車が発進できない中、車の窓を閉めた橋本氏。車の外から投げかけられた報道陣の「市議として答えて」「奥さまに謝罪は」の質問には無反応だったが、取材陣の声はバッチリ聞こえていたようで、一部の質問には反応。

 不倫を報じた「週刊新潮」発売前日の7月26日に、妻側の弁護士に会い離婚届に判を押すよう求め、断られると妻の実家に押しかけ、妻の両親に離婚届を出し迫ったとの記事の真偽を問われると、橋本氏は首を横に振り、口パクで「ないです」。「週刊誌の報道は誤っている部分があるのか」と問われると、今度は首を縦に振り、指先で“少し”のジェスチャーを見せた。

 「弁護士にも離婚届を持って行った?」と確認されると、再び首を振り「違います」と口パク。かたくなに窓を開けなかったため、ジェスチャーゲームのようなやりとりが続いたが、ようやく信号が青になると、にこやかに走り去った。

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