真央メドレーに大歓声、「こんなにうれしいことはない」 引退後初演技
フィギュアスケートのアイスショー「THE ICE」が29日、大阪市中央体育館で開幕し、元世界女王で4月に現役引退した浅田真央さん(26)が引退後初演技を披露した。また出演者らが過去の真央さんのプログラムを披露する“真央メドレー”に、満席の会場は大興奮だった。
真央さんの姉である舞さんが演じる04-05年のSP「虹の彼方に」から始まったメドレーは、全9曲。高橋大輔さん(31)は、自身もトリノ五輪シーズンに滑った「ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番」を当時の衣装で、小塚崇彦さん(28)は真央さんがバンクーバー五輪でも使用した「鐘」を演じた。
メドレーの最後は、真央さん自身が“ラストプログラム”だった昨季のフリー「リチュアルダンス」を演技。昨季の衣装をロングスカートにアレンジした真っ赤なドレスで華麗な舞を披露した。
直後のトークショーで「こんなにうれしいことはない」と明かした真央さん。感謝の思いでいっぱいの様子だった。