歌舞伎俳優の坂東玉三郎(67)が27日、都内で、「坂東玉三郎映像×舞踊公演」(熊本・八千代座、10月31日~11月5日)の制作発表を行った。
1990年から毎年のライフワークにしている八千代座での自主公演で、今年は「京鹿子娘道成寺」「鷺娘」など過去に演じた演目の映像に合わせ、舞踊を披露する新スタイルに挑戦。「ずっとやってきたので、やる物がないんですよ」とおどけつつ、「再演ばかりも考え物なので、新しい企画を考えました。大劇場ではできない、八千代座だからこそのお楽しみ公演。不評なら、来年は別のに変わるでしょうね」と覚悟も示していた。